7月15日および16日の2日間にわたり、保全区域①⑤⑥⑩の一部に保護区域を設定し、母藻基質(八角)の設置および岩場の清掃活動を行いました。
 まず、陸上で母藻基質(八角)を製作し、それを船で運び、保護区域の設定後、母藻基質(八角)各4基ずつ設置しました。その後、ヒジキの繁殖している小石(母藻)を基質に入れました。 同時並行で、高圧ポンプによる岩場の清掃と、競合生物であるウミトラノオ等の除去を行いました。
 2日間共に潮が引いている2時間程度の限られた時間での活動でしたが、みなさんのご協力および役割分担により、効率的に作業が実施できました。
今後は、設定した保護区域での定期モニタリングを実施します。

7月15日 保全区域①⑤

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7月16日 保全区域⑥⑩

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6月30日に、採取し保存しておいたアマモ種子の清掃を行いました。これからも何度か清掃してゴミを除き、8月に選別して長期保存します。

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今年度保護区域を設定する①⑤⑥⑩の活動区域の現況確認を行いました。
7月15日にこの保護区域に基質を設置するイベントを行います。

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活動区域①②において、アマモの種子の成熟度を確認しました。

例年通りの成長であり、花枝を採取し、30本づつ10袋に分けて保存しました。

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5月17日11時より、平成23年度の環境・生態系保全活動の第1回推進委員会を行いました。構成員30名の内、委員28名、関係者3名(県、町等)の計31名が参加し、今年の保全活動の計画づくりを行いました。
今年は、新たに保護区域を設けて重点的に基質の投入、環境整備等を行うこととしました。まずは6月にヒジキ、ガラモ、アマモ種子の成熟状況調査を行う予定です。

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