昨年10月28日、岩城島菰隠でアマモの移植会を行いました。
一ヶ月後11月27日、移植後のアマモを観察しました。

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みなさんと移植した割り箸のアマモの様子です。
流されずに残っています!

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ポットに入れて植えたアマモです。
日が経つとポットが溶け、アマモだけが海底に根付きます。

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アマモを移植した部分が黒々と見えますね。

12月8日、アマモ場の保全に関する第三回目の研修会を行いました。

研修会では、先々月行われたアマモの移植会の反省を含め、来年度に向けてのアマモ場の保全について話合いを行いました。

今回は漁師たちの間で、アマモについてだけではなく、ガラモについても話題にのぼり、研修会は活気づきました。
来年も引き続き、アマモ場保全の取り組みを行っていく予定です。


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今回のアマモ移植会には、約40人の参加がありました。

天候にも恵まれ、漁協としてもはじめての取り組みでしたが、皆さんの協力もあり無事作業を終えることができました。

今回の移植会では、ポット苗と、アマモの苗を割り箸に取り付けたもの二種類を準備し、ポット苗は参加者の皆さんが自ら作り、直接海に移植してもらいました。

今回移植したアマモがうまく根付き、将来たくさんの魚が帰ってくることを祈って、今後も定期的に生育状況を観察していきます。

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組合長が移植会に使用するアマモの種を選別しています。

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割り箸にアマモの苗を巻きつけたものを作りました。


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「ガイアの夜明け」の取材でテレビ東京が取材に来ていました。
移植会で使用する苗を作っているところです。
放送は11月中旬予定です。詳細は後日掲載します。

研修会の後に、残りのアマモの種子の選別を行いました。
今日は、中予水産試験場の平田さんの指導のもと行いました。

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愛媛県中予水産試験場の平田伸治主任研究員と
アミタ持続可能経済研究所の千田良仁主任研究員を講師に迎え
アマモ場の保全に関する第2回目の研修会を行ないました。
魚については、誰にも負けないと自負する岩城・生名の漁師にとっても
アマモについては勝手が違うらしく、
アマモ、ガラモなどについて、講師の方の話を真剣に耳を傾け
様々なことについて質問しました。