6月に採取し、岩城漁港の生簀で保存していたアマモの種子を選別して、保存しました。
今年は、145g、約7,250個の種子を保存します。昨年保存した種子(9,550個)は
モニタリングによるアマモ場の減少等が確認されず、移植、播種を実施しなかったため
活用しませんでした。しかし、アマモ場の減少が確認された場合に、すぐに移植、播種活動を
行えるように、毎年、アマモの種子を保存しています。

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7月24日9時より、ヒジキ母藻となる基質を制作し、保全区域に設置しました。炎天下でしたが、約20名のかたにお集まりいただき、予定通りに制作と設置を行うことができました。

【基質ユニット(長方形型K0806)の制作】
昨年設置したのと同様の長方形型の基質を30基制作しました。昨年よりも重量を落としています。

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【基質ユニット(八角形型G0001)の制作】
今年は新しく八角形型の基質を10基制作しました。中には、先日採集した繁殖石を入れて固定します。

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【基質ユニット(長方形型K0806)の設置】
基質ユニット(K0806)を保全区域①⑤⑦に10基づつ設置しました。各保全区域①⑤⑦のユニットに①~⑩の番号を振り、海岸線沿いに約5メートル間隔で設置しました。(端っこの①と⑩に標識ブイを設置)

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【基質ユニット(八角形型G0001)の制作】
八角型ユニットG0001を保全区域⑥に10基設置しました。ユニットに①~⑩の番号を振り海岸線沿いに約5メートル間隔で設置しました。(①と⑩に標識ブイを設置)

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 また、全ての設置場所をGPSで記録しました。

7月13日15:30より、アマモ種子の清掃を行いました。何度か清掃してゴミを除き、8月に選別して長期保存します。

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7月13日16:00からガラモ場の生息状況の調査を行いました。活動区域①⑤⑥⑦のヒジキ分布海域並びに水深等を確認し、7月24日に基質を設置する場所を決めて、ブイを設置(設置予定箇所の両端に一個ずつ、ブイ間隔約50㍍)しました。また、保全区域①にて22.7.23採取予定のヒジキの生育確認し、採取しました。

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7月24日に豊かな海作り活動を行います。今回は漁船に乗り藻場へヒジキの母藻を設置します。
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ご興味のある方、是非ご参加ください。