8月27日および29日に保全区域①~⑮の藻場の定期モニタリングを行いました。
全ての保全区域でアマモ、ヒジキ等の状況を目視で確認しました。 また、保護区域①⑤⑥⑩については基質(母藻)の状況も確認しました。
8月29日に調査した②については、アマモ調査区域ですが、そのなかの三床磯にヒジキが繁殖しているのが確認できました。今後は三床磯のヒジキもモニタリングしていくことにします。  

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 6月15日に採取し、岩城漁港にて管理していたアマモの種子選別を行いました。選別後、計測し、保存します。 今年は、約30本×花枝3本×10袋=900(花枝)を保存しており、計測の結果、約5,000個の種子を保存しました。花枝1本に対して種子5.6個と例年に比べて少ない結果となりました。
 特に今年は、カキガラと貝が多く混入していて選別が難しく手間がかかりました。

 

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 7月15日および16日の2日間にわたり、保全区域①⑤⑥⑩の一部に保護区域を設定し、母藻基質(八角)の設置および岩場の清掃活動を行いました。
 まず、陸上で母藻基質(八角)を製作し、それを船で運び、保護区域の設定後、母藻基質(八角)各4基ずつ設置しました。その後、ヒジキの繁殖している小石(母藻)を基質に入れました。 同時並行で、高圧ポンプによる岩場の清掃と、競合生物であるウミトラノオ等の除去を行いました。
 2日間共に潮が引いている2時間程度の限られた時間での活動でしたが、みなさんのご協力および役割分担により、効率的に作業が実施できました。
今後は、設定した保護区域での定期モニタリングを実施します。

7月15日 保全区域①⑤

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7月16日 保全区域⑥⑩

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6月30日に、採取し保存しておいたアマモ種子の清掃を行いました。これからも何度か清掃してゴミを除き、8月に選別して長期保存します。

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今年度保護区域を設定する①⑤⑥⑩の活動区域の現況確認を行いました。
7月15日にこの保護区域に基質を設置するイベントを行います。

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