メバル


〔科目〕カサゴ目フサカサゴ科メバル属
〔別名〕あかめばる、くろめばる、しろめばる、きんめばる、めまる、めばち

【かたち】
 全長は25㎝~30cm。メバルの特徴は眼が大きく、下あごがやや突き出た受け口であること、体はカサゴよりも左右に平べったい形をしています。また、体高がある割に、頭はとがっていて小さく、頭の半分ほどを目が占めています。一般的に黒色、赤色、こげ茶の3型に分けられ、岩城生名沿岸では黒メバルをよく見ることができます。
 沿岸の岩礁域やアマモ場に生息し、小型の甲殻類(釣り餌もスジエビなどが多く使われる)や魚などを食べて生育します。

【目利き】
 体がふっくら丸い感じのもの、目が黒く澄んでいることが第一の条件です。
また、腹が堅く締まっているもの、エラが鮮紅色しているものを選ぶようにします。

【おいしい調理法】
 淡白でしまった白身は、煮付けに最適です。刺身や塩焼き、から揚げなどでも賞味されます。