アマモ保全活動
岩城生名でのアマモ保全活動
岩城生名漁協では、「豊かな海」があり、「元気な漁業者」のいる持続可能な漁業の実現を目指し、その取組の一環として、アマモ保護区域を設定し、漁業者自らが以下のようなアマモ場の保全・管理活動を行っています。
アマモは魚のゆりかご

岩城・生名沖には、瀬戸内海でも数少なくなってしまったアマモ場がたくさん残っています。そこでは、小さな生き物が生活し、それをエサにマダイやメバルなどの稚魚が育ちます。アマモ場は、昔から「魚のゆりかご」と呼ばれています。また、海の汚れのもとである窒素やリンを吸収する機能があり、海の環境保全上とても重要な役割を果たしています。
環境保全区域
岩城・生名地区漁業振興長期計画推進委員会では、アマモ場を保全していくために、以下のように、アマモ場の保全区域の自主管理規定を定めました。また、今後、遊漁者にも協力を求めるために啓蒙活動を行っていきます。

- 漁業者による漁業活動の自粛
- 遊漁業活動の自粛
- アマモ場の現状把握
- 保全・増殖活動の推進
- 保護区域の清掃活動
記事一覧
メディアによる紹介
- 朝日新聞 環境ルネサンス: アマモ実りの海 2007年7月29日朝刊
- テレビ東京系 「ガイアの夜明け」 限りある魚を守れ~世界の水産資源の危機~
【海のゆりかごを作れ!】 2007年11月27日放送
平成19年度、20年度の活動は、水産庁の環境・生態系保全活動支援調査・実証事業、愛媛県藻場づくり推進事業の委託支援を受けて、行っています。