アサリの稚貝放流

| コメント(0) | トラックバック(0)

 11月5日から7日の3日間、アサリの稚貝放流場所の整備と稚貝の放流を行いました。
単にアサリの稚貝を海岸に播けばいいというものではありません。これまでに調べた方法を試験的に試すことにしました。

放流実験場所は、赤石と長江の2ヵ所です。この2ヵ所に20㎡の場所を確保して放流します。

091105_1.jpg  091105_2.jpg
まずは、位置確認と枠決めです。砂の粒度や満ちたときの水深等を考慮して設定しました。潮が満ちるまでの約1時間の作業時間しかありません。早急に作業します。5日の作業はここまでです。

091106_1.jpg 091106_2.jpg
次の日の作業です。アサリが潜りやすいように、砂を掘り返します。まさに、「漁師、海を耕す。」

091106_3.jpg 091106_4.jpg
次に、稚貝を放流します。一ヵ所あたり約50kg、9600個の稚貝を放流しました。赤石地区では、モニタリングの為、1㎡に3㎏の稚貝を放流した調査地点を設定して毎月1回調査することにしました。

091106_6.jpg 091107_1.jpg
また、長江地区では、試験的にかごに入れて放流をしています。最後に網を張って完成です。

091107_2.jpg 091107_3.jpg
潮が満ちてくると、アサリはゆっくりと土の中に潜っていきました。

このアサリがちゃんと根付いて、アサリの資源が回復して行くことを祈ります。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: アサリの稚貝放流

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://jf-iwagi-ikina.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/57

コメントする