B班では、昨年度区域設定した範囲にて藻場の状況調査を実施し、藻類の採取、記録を行いました。保全区域②④⑧⑨⑩⑫⑬⑭では範囲15㎡に対する生息状況をコドラートを使って調査しました。また、ガラモスポアバックの状況調査⑧⑨⑩の9個づづ、計27個の確認調査を行いました。結果は以下の通りです。

★活動区域②は、アマモ21本60cmとミル確認する。
★活動区域④は、アマモ76本120cmを確認する。
★活動区域⑧は、ガラモ、クロメ確認する。スポアバック確認できない。
★活動区域⑨は、ノコギリモク等確認する。スポアバック確認する。
★活動区域⑩は、ヒジキ2cmを確認する。スポアバック確認する。
★活動区域⑫は、アマモ84本156cmを確認する。
★活動区域⑬は、アマモ73本108cmを確認する。
★活動区域⑭は、アマモ111本110cmを確認する。

全体的に、アマモ、ガラモ、ヒジキ等、昨年度と状況を比較するも特に大きく変化は見受けられませんでした。

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 C班では、昨年度(22.3.6)に設置したスポアバック⑤⑥⑦29個と、今年度(22.7.24)⑤⑥⑦に設置した八角ユニット10基と、昨年度(21.7.23)⑦に設置した基質4基の潜水による設置状況調査を行いました。また、⑤⑥でガラモスポアバック9個×2、⑦でヒジキスポアバック2個とガラモスポアバック9個の計29個の確認調査を行いました。⑥に投入した八角基質は水深、岩場等考慮し適地に一部を移動しました。また、昨年度の⑦では基質ユニット、スポアバック共に確認できました。ガラモの繁殖はありましたが、ヒジキは確認できませんでした。

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7月24日9時より、ヒジキ母藻となる基質を制作し、保全区域に設置しました。炎天下でしたが、約20名のかたにお集まりいただき、予定通りに制作と設置を行うことができました。

【基質ユニット(長方形型K0806)の制作】
昨年設置したのと同様の長方形型の基質を30基制作しました。昨年よりも重量を落としています。

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【基質ユニット(八角形型G0001)の制作】
今年は新しく八角形型の基質を10基制作しました。中には、先日採集した繁殖石を入れて固定します。

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【基質ユニット(長方形型K0806)の設置】
基質ユニット(K0806)を保全区域①⑤⑦に10基づつ設置しました。各保全区域①⑤⑦のユニットに①~⑩の番号を振り、海岸線沿いに約5メートル間隔で設置しました。(端っこの①と⑩に標識ブイを設置)

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【基質ユニット(八角形型G0001)の制作】
八角型ユニットG0001を保全区域⑥に10基設置しました。ユニットに①~⑩の番号を振り海岸線沿いに約5メートル間隔で設置しました。(①と⑩に標識ブイを設置)

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 また、全ての設置場所をGPSで記録しました。

7月14日17:00から3名にてヒジキ基質(八角型ユニット型)に投入するヒジキの繁殖している石を保全区域①⑦にて採取しました。7月24日に投入予定です。それまでは岩城漁港内生簀にて保存します。

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7月13日15:30より、アマモ種子の清掃を行いました。何度か清掃してゴミを除き、8月に選別して長期保存します。

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