2月2日に各活動区域5ヶ所(①③⑦⑪⑮)をモニタリングしました。当初計画していた2月20日の予定を繰り上げして実施しました。この時期は特にヒジキの最盛期であり生息状況を入念に確認しました。委員4名にて活動区域の海草類を採取し写真撮影を行いました。
朝6時に集合して、モニタリングの打合せを行いました。今回は委員4名で調査を行います。
区域①
水温10.0度
スポアバックおよび基質を目視にて確認しました。
ヒジキは100cmほどに成長しています。
区域③
水温10.0度
50cmほどに成長したヒジキや、アカモク、ウミウチワが確認できました。
区域⑦
水温10.0度
ここでは、50センチほどに成長したヒジキの他、ワカメ(10cm)、アラメが確認できました。
区域⑪
水温10.0度
50cmほどに成長したヒジキ、ワカメ(30cm)、アラメ(20cm)が確認できました。
区域⑮
水温10.0度
50cmほどに成長したヒジキが確認できました。
今年度のモニタリングは今回で終了です。モニタリング結果として、ヒジキについては、すべての調査区域にて順調に生育(天然)していることが確認できました。今年度の結果も参考にしながら、今後増殖場を図るため母藻の採取時期、基質の構造、設置場所(水深)等を考慮し次年度の計画をたてる必要があります。特に12/6基質ユニットでのヒジキの生育が確認できた活動区域①については、増殖場として最適と思われます。